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部品は高いし・・・

 最近買ったばかりと思っていた100tラフタークレーン。導入してあっという間に2年が経過した。そして2年に1度の移動式クレーンの性能検査と車検整備となった。


 それに並行して25tラフタークレーンのエンジン不調の整備と16tラフタークレーンのターボの交換。本当にラフタークレーンは故障が多いし部品がとても高い。社外品をつけて壊れると補償もないので、いつも純正備品を取り換えている。100tラフターのファンベルトは2万円以上もする。


 そして毎年クレーンの車両価格が値上げになっている。25tラフタークレーンの価格は、30年前の50tラフターの価格に近づいてきた。
 また、最近のラフタークレーンのエンジンは、アメリカのエンジンメーカーのカミンズが使われるようになった。このエンジンは原則として指定工場以外ではオーバーホールができない。栃木県内には指定工場がないので神奈川県まで車両本体かエンジンを持ち込むことになる。場合によってはアドバイザーが来てくれて指導をしてくれるという話しも聞くが相場は不明。


 排ガス規制のハードルが上がる度に、トラックもクレーンも故障が多発する。技術が追いつかずに未完成で販売しているのではないだろうか。燃料系、触媒系、オイル漏れや水漏れ等々。1年でオイル漏れになった不具合のカーボン製のオイルパン。対策された金属製のオイルパンは2年以上経過したが未だに部品が来ない。本当に作っているのだろうか・・・。
 物価高が進むこの時代。故障の少ないトラックとクレーンが欲しい。

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