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 最近、いろいろなものを「シェアする」市場がクローズアップされている。
例えば「airbnb」は世界191カ国以上で空家が安価で借りられる。地元、世界の日光にも市内で登録している人がけっこういる。「SPACE MARKET」は空いている時間だけ空いたスペースを借りられる。TOHOシネマズ宇都宮の映画館や東京サマーランドのプールも空いていれば貸し切れる。「akippa」はその駐車場版。仕事に出ている間、空いている自宅の駐車場も貸し出せる。

 「UBER」は世界80カ国450の都市で格安で車に乗せてもらえる。いわゆる白タク。「notteco」はその日本版。県をまたげば、ガソリン代程度で空いた席に乗せてもらえて移動ができる。ディズニー等の需要は多いようだ。アメリカではこの影響で大手のタクシー会社がやめたそうだ。

 「Lancers」は空き時間を利用して不特定多数の人から、デザインやキャッチコピー等の提案をしてもらえる。「ANYTIMES」はお手伝いをしてくれる人を探せるし、自分が得意なことを誰かに提供できて収入にもなる。

 運輸業界では20年以上前から、いろいろな求車求荷ネットワークが構築されていて、空いた荷台のスペースをシェア(積み合わせ)したりしてきたが、今回の動きは、法人ではなく、一個人がスマホでそれをいつでもどこでも簡単に成立させられることが「進化だなぁ~」と思う。

 うちの事務所の二階に50名程度入れる会議室がある。プロジェクター、DVD、ホワイトボード、大画面テレビもある。年に数回しか使わないものは有効利用してみようかとも思う。

 供給過剰をネットを利用して全世界に発信し、必要な人がスマホでキャッチして効率よく使う時代。これからどんなものがシェアされていくのか楽しみでもあり怖さでもある。

40F 改造コンテナの設置作業【https://youtu.be/NjvA-R180e4】

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