「湯西川ダムは中止なの？」 民主党政権になり「見直し」とか「中止」とか、地元新聞にこの話題は大きな見出しで何度か掲載され、その度に、友人、知人、仕事の関係者に質問攻めにあっていた。その時には必ず一言。
「毎日、昼夜でクレーン車は動いているよ」

　この話題で随分と振り回され、不安をあおられ、余計なストレスをたくさん受けた。しかしようやく方向がはっきり出た。 ２５日の閣議決定で完成に向け事業継続になった。日光市長も推進、栃木県知事も推進、更に昨年の秋から本体工事は着工している。それでも見直しを掲げ、地 域をかき回すような今回の動きが終息されて、２００９年の年末を迎えられることにほっとしている。

今年はトラックの設備投資は控えようと考えていた。先の見えない状況で導入するのは危険だと思っていた。
ところが・・・・・試しにいくらなのか見積でもとってみようかと２社に声をかけたところ、１社はかなり好条件で答えが返ってきた。そんな時にある取引先で減産になり、使わなくなった特殊なトラックが浮上。それを下取りしてもらい、更に助成金１８０万円も見込めた。
そんないろいろが重なり、燃費も良く、荷台への振動も軽減されるエアサスペンションの大型トラックが納車になった。
このトラックには追突を防止する「ディスタンスウォーニング」と言うミリ波レーダー装置が付いている。的確な車間距離を警報で促してくれる。また「MDAS-Ⅲ」と言う運転注意力モニターがあり車線逸脱、蛇行運転時にも警報で知らせてくれる。
さすが新しいトラック。安全装置も確実に進化している。厳しい時代は続きそうだけれど、できる限り安全な車両で仕事ができるように努力していきたい。