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新年はこれです!

新年はこれです!

 2006年も「交通安全講習会」開催しました。

今回は教習所の指導員と保険会社の方が講演してくれました。

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 講演の中で気になったことは「スピードの出しすぎ」が事故の原因になるケースは少ないということです。 スピード違反よりも「安全不確認」が事故原因の三割をしめています。 (平成16年警察庁交通事故統計より)

専門家の意見は次の通り。

  1. 大阪大学/長山教授(交通心理学者)
    「運転に一番必要なことは正しく見ることだ」
  2. インディアナ大学/シナール教授(事故分析研究者)
    「事故直前の運転者行動の1位は不適切注視である。周りをサーッと見回すだけでは、正確な知覚はできない」
  3. 滝沢武源氏(元全日本指定自動車教習所協会事務局長)
    「事故多発の原因は、運転に必要な情報の取り方を体系的に十分に教えていないためではないか」
  4. 中島悟氏(元F1ドライバー)
    「よく観ることが安全運転の基本中の基本」

スピードを競うF1ドライバーも言うのだから、よく観ることと、その上で適確な判断をすることが重要なのでしょう。

教習所の指導員は「予測」の大切さを話していましたが、あわせて考えれば「予測するには周りの状況をよく見なければ判断ができない」のだと思います。

アニメのガンダムでニュータイプという相手の動きを読みまくる超能力者のような人達がいましたが、事故に遭わない有能な運転手はもしかして予測ができる「ニュータイプ」だったりして……。

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